2014年01月12日

「支援者と現場のミスマッチについて」の考察

子どもを支援する前に知っていて欲しい実状-ランドセルの寄付は換金された? 支援者と現場のミスマッチ
http://children.publishers.fm/article/2774/

タイガーとも連携しているNPO法人3keys代表 森山誉恵さんのコラムが話題になっていますひらめき

ネット上にはこのコラムに対する以下のような感想が書き込まれています。

「現物支給はやめてね、足りないのはお金だから、という話。」

「送られた物資を保管し、適切なものを仕分ける」にも人的コストがかかる(そして児童養護施設等は恒常的な人手不足に悩んでいる)という視点は恥ずかしながらなかった。やっぱり現金の寄付が最善なのだろうな。」

「最低限度の物品は足りているので、一番ほしいのはスタッフの労力を軽減する人的サポートという部分が、一番考えさせられました。」

「誰かが声を大にしてこのようなことを明らかにしてくれなければ、私たちは知らずにランドセルをたくさん送りつけてしまうのでしょうね。」
・・・・・・・・・・・

コラムでは、起こりやすい支援のミスマッチとして、「タイガーマスク現象なる児童養護施設へランドセルを送ることがその一例だ。施設の子どもたちは就学時のランドセル含め基本的に日常生活に必要な物や学費などは公的に保障されているが、予算は限られているので普通の家庭でいうところの「塾代」つまり学力を上げるためのコスト、レジャーなど文化的な暮らしのコスト、また将来施設から自立するためのお金が足りない。そういう多様な支援が必要なのだということを広く市民で考え、支える活動に展開できないか。」という主旨。

彼女が言うような「支援者と現場のミスマッチ」は、僕も施設を訪問したときによく聴く話で、だからタイガーマスク基金は「ランドセルだけじゃない!知って欲しい社会的養護の本当の課題を!」と言い続けて全国で勉強会などを開いています。

タイガーシンポジウム2013summer.jpg

ただ、物品を贈ることも善意の一つの表れなのでそれを全否定せずに、我々NPOが施設と支援者の仲介役となり本当のニーズを支援者に伝える仕組みを考えたり、またタイガーマスク基金が「ランドセル送っている団体だろう?」と誤解されないよう、全国から寄付を集めて、子どもたちの大学進学支援を中心に行っているという事業内容をしっかりPRしていきたいし、子どもたちの未来を見据えた息の長い支援の有り方を考え、広く情報として発信していかなければなりません。

社会的養護の問題に関心の高い皆さんも、どうぞ正しい広報活動にご協力ください。

森山さん@3keys、ロックな問題提起をありがとう。これからも「学習支援」⇒「進学支援」で連携しようexclamation×2
posted by ando-papa at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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