別府市の別府国際コンベンションセンターで開催の「子どもの虐待防止推進全国フォーラムinおおいた」へ行ってきました。
毎年、11月の推進月間に厚労省主催で県を変えて開催。今回、大分大会のテーマは「みんなの力で子どもを守ろう~子育て支援ネットワークの強化に向けて」でした。
子どもの虹情報研修センター研究部長・川崎二三彦さんの基調講演。
日本の虐待防止運動の歴史が分かり、稀代のロックンローラーたちに敬意を。
午後は分科会が4つ。僕は分科会②「虐待を受けた子どもの社会的養護のあり方」 に登壇しました。
施設でのインケア&リービングケア、そして退所後のアフターケア。切れ目のない自立支援について話し合いました。また国の方針でもある「里親」をどしたら増やせるか、里親への支援のあり方についても大分県の先進事例を聴くことができました。
僕からはタイガーマスク基金の進学サポーター制度についてもプレゼン。理解と協力を求めました。子どもたちから信頼される支援者・仲間を九州でも増やしたいと。
最後は全大会で各分科会の様子をダイジェストで発表いただきフォーラムは終了しました。
とても勉強になりこれからの仕事に活かせることばかりだったので行ってよかったですが、一方で参加者がやはり「関係者」が多く、これほどのイベントなのにまだまだ一般の人々の関心は低く啓発が遅れているな、とも感じました。
じゃあ、自分だったらどんなやり方が出来るのか?どうすれば本当に虐待を減らすことができるのか?反面的に考えることもできたので、またアイデアを出してやっていきたいと思います。
この全国フォーラム、来年は和歌山県で開催だそうです。
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