先日はタイガーマスク基金と同じ文京区にある、社会福祉法人カリヨン子どもセンターの事務局を往訪。理事長で弁護士でもある坪井節子先生にお会いしました(写真)。
家族での親子関係がこじれ虐待などで安全に暮らせなくなる子ども、児童養護施設を巣立った後に就労につまずいて生活の場所を失った子ども、少年事件を起こし家族からの引き取りを拒否をされ行き場を失ってしまう子ども…。坪井先生はこうした子どもたちのために10年以上前から活動され、現在は「子どもシェルター(緊急避難場所)」や「自立援助ホーム」を同法人で運営されています。
「大丈夫。一緒に考えよう。ひとりぼっちじゃないんだよ。あなたは大切なひと。」
この想いを胸に、シェルターにやってくる子どもたちを受け止め、寄り添い、自立のための援助を長い間実践されている坪井先生のお話に感銘を受けました。
同時にタイガーマスク基金を立ち上げた私たちにも、「子どもを守るために社会が、NPO同志が、市民ひとりひとりがスクラムを組んで支援に取り組まなければいけない。カリヨンと一緒にやっていきましょう」とエールをいただきました。
タイガーの勉強会で「子どもシェルターや教育虐待についてお話しいただけませんか?」とお願いしたところご快諾いただき勉強会の開催が決まりました!関心ある方はお集まりください。
★タイガーマスク基金勉強会#7
「今夜帰る場所がない子どもたちがいることをご存じですか?」
これまで、タイガーマスク基金では勉強会を通して「児童養護施設」や「ファミリーホーム」、「自立援助ホーム」で暮らす子どもたちについて、関係者の方々にお話を伺い、子どもたちの現状について知り、考える場を作ってきました。今回は、「今すぐ助けて欲しい!」、「今夜帰る場所がない!」という子どもたちの存在について、一人でも多くの方に知っていただきたく、勉強会を企画いたしました。
家庭での親子関係が崩れ、あるいは虐待にあい、安全に暮らせない子どもや児童養護施設や養育家庭で育ち自立したものの、仕事や生活がうまくいかなくなり、住む場所、帰る場所を失ってしまった子ども、少年犯罪を起こし、引き受けるおとながいないためにやむを得ず少年院に送られてしまう子どもたち。そんな子どもたちが緊急に逃げ込むための子どもシェルター『カリヨン子どもの家』を運営する『社会福祉法人カリヨン子どもセンター』から坪井節子理事長をお迎えし、子どもたちが抱える様々な問題や取り巻く現状、シェルターの活動についてお話しいただきます。
子ども専用のシェルターが必要な社会を作り出してしまったのは、私たち大人一人一人にも責任があると思います。児童福祉に関わる方々だけでなく、様々なお立場の方々に気軽にご参加いただき、子どもたちが安心安全に暮らせる社会をつくるために、私たちに何ができるのかをご一緒に考えたいと思います。皆さまのご参加をお待ちしております。
・日時:2013年2月13日(水)19:30~21:00(19:15受付開始)
・会場:さわかみ投信株式会社 会議室 東京都千代田区紀尾井町6-12紀尾井町福田家ビル2階
・講師: 「社会福祉法人カリヨン子どもセンター」 坪井節子理事長
・参加費: 500円(資料代として) ※ただしタイガーマスク基金個人賛助会員は無料。
・定員:先着60名
・お申込み: 件名を「2/13:タイガー勉強会参加希望」とし、①お名前、②ご所属、②連絡先を明記の上、 「NPO法人タイガーマスク基金」事務局まで、メール又はFAXにてお申込みください。
メール info@tigermask-fund.jp / FAX 03-6902-1695
・主催: NPO法人タイガーマスク基金
・協力:社会福祉法人 カリヨン子どもセンター
『居場所を失った子どもを守る 子どものシェルターの挑戦 』(明石書店)
ラベル:子どもシェルター
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