2012年12月18日

パパとママがほしい!

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16日にNHKで放送された社会的養護のドキュメンタリー番組「パパとママがほしい~大阪・乳児院の一年」を視ました。この番組はタイガーマスク基金の夏の勉強会(大阪)にも来てくれた、大阪で勤める報道カメラマンの志事です。

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平成24年3月現在、日本に乳児院は全部で129施設。2843人の子どもが暮らしています。
番組では1年にわたり、乳児院で暮らす子どもたちを見つめ、子どもたちが新たにパパ・ママになってくれる家族を探す日々を追っています。

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生後1か月で乳児院に預けられたある男の子は施設で成長して4歳になったが、まだパパママが見つからない。(通常は乳児院は1歳まで。その後は児童養護施設に入るが、この子は食物アレルギーがあって施設は受け入れができなかった)

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施設で出来ることには限界があると思いながらも、少しでも家庭的な味を味あわせてあげたいと心を砕く施設職員の皆さん、成長を喜びながらも養子縁組がなかなか叶わず、日々が過ぎていくことに焦る施設長のやるせなさが顕れていました。

そして一方、番組では養子縁組を希望する多くの夫婦は0~1歳の女の子を好んでなかなか縁組が成立しないという事実や、養子に迎えたいが年齢制限の壁にぶつかる夫婦の姿も取材。また国内を諦め、海外の家庭に迎えられて楽しい人生を送っている子どものケースも紹介され、「家族とはなにか?親とはなにか?」を改めて考えさせられます。

番組では暗に、日本の養子縁組制度の改善点やこの問題に対する社会的な認知・認識が薄く、さまざまな課題があってその支援&改善を訴えていることを視ていて感じましたが、これは別世界ではなく、私たちの社会で起きている問題です。

今秋に視察で訪れたドイツにも乳児院はありましたが、ほとんど1年以内に養子縁組が整い、子どもたちは家庭で育つことができるそうです。

日本はなぜそうならないのか?制度のネットワーク強化や養子を育ててくれている家庭への経済的・精神的支援の拡充含め、もっとできることはないのだろうか?

この問題をもっと識り、向き合い、1人でも多くの子どもたちが温かい家庭で育つことができるために、タイガーマスク基金やFJの仲間たちと何ができるのか?常に自分に自問自答しながら、どうしたら子どもたちの未来が少しでも明るいものになるのか、多くの方々と考えて実践していきたいと思っています。

posted by ando-papa at 12:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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