
FJ主催の『ファザーリング全国フォーラムin九州』にて、タイガーマスク基金の分科会「ランドセルだけじゃない!社会的養護の現状と課題」を開催。
ゲスト講師に、北九州で療育的里親ホームを運営される土井ホームの代表・土井高徳さんをお招きしてお話しを伺いました。

虐待を受けさまざまな問題を抱えてやってきた子どもたちを夫婦で10年間、見守り育んで来られた土井ホーム。その内容は壮絶ですが、土井さんはそれをユーモアを交え、「なぜそれが起きるのか」「どうすれば防げるか」「養護が必要な子どもたちを守るには社会はどうあればいいのか」を分かりやすくトークいただきました。

きっと計り知れない苦労があったのだろうけど、常に子どもたちと向き合い、「きみは悪くない」「何でも言ってごらん?」「ご飯を好きなだけ食べていいよ」と、安全感のある毎日の保障、一貫性・継続性のある応答をして子どもの自尊感情を高め、これまでたくさんの子どもの自立を大らかに支えてきた土井さん。
土井さんこそがまさに、FJが目指す「笑っている父親」のロールモデルなのだ、とお話を聴きながら感じてました。

私たちも大変勉強になりました。分科会参加者アンケートも満足度100%!「もっとお話し聴きたかった」という方が多かったです。「タイガーマスク基金の会員になりたい。」という人も出てくれて大成功の分科会でした。
土井さん、たくさんの「ロック」と「考えるヒント」を、ありがとうございました︎


土井さんと。ご著書もたくさん売れました!