
児童養護施設で暮らす子どもたちは高校を卒業すると(高校に進学しない場合は中学卒業と同時に)施設を退所し、社会に出ていきます。自立できる準備ができているかどうかではなく、むしろ社会的自立能力の未熟な子どもほど早期の自立を強いられているのが現状です。
今回の勉強会では、施設の自立支援コーディネーターという専門職の立場で、子どもたちの進学や就労の支援に携わられている、早川悟司さん(写真)をお迎えし、退所する子どもたちの現状と課題について学びたいと思います。
★早川さんのインタビューは
こちら
「 自立支援コーディネーターによる児童養護施設の支援標準化を」また、タイガーマスク基金の新しい進学支援プログラムのサポーター制度の概要の説明も合わせて行います。早川さんに、子どもたちの進学状況についても解説いただきながら、支援の必要性について学びます。子どもたちは望んで施設に入所したわけではありません。だからこそ、施設を出る際には、子どもたちの自己選択・自己決定を尊重するために、皆さんで情報や課題を共有し、支援の輪を拡げたいと思います。たくさんの皆さんのご参加をお待ちしております。
◎講師プロフィール 早川 悟司 さん
1969年、千葉県生まれ。日本福祉大学大学院卒業。現在、東京都清瀬市の児童養護施設で副施設長・自立支援コーディネーターとして勤務。立教大学大学院博士後期課程に在籍。東京都社会福祉協議会児童部会リービングケア委員会・副委員長、同・自立支援コーディネーターグループ・副グループ長等。
★タイガー勉強会#11 「児童養護施設における自立支援~特有の困難と展望」■日 時: 2013年9月6日(金)19:00~20:45(18:45受付開始)
■会 場: さわかみ投信株式会社 会議室 (東京都千代田区紀尾井町6-12 紀尾井町福田家ビル2階(最寄駅:四ツ谷)
■参加費:500円(資料代として)
■定 員:先着60名
■申込方法:この
Facebookイベントページで「参加する」ボタンを押すか、メールにて件名を「9/6タイガー勉強会参加希望」とし、①お名前 ②ご所属(個人参加も大歓迎) ③日中の連絡先を明記の上、info@tigermask-fund.jp まで、メールにてお申し込みください。
posted by ando-papa at 00:00|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
セミナー・イベント情報
|